
プラントを支える構造を建てています。バイオマス発電、廃棄物処理、バイオエタノール、冷凍、プロセス施設。機械が先にあり、架構はそれに仕えるために存在する建物です。
この種の案件は決まった壊れ方をします。建物として設計した構造に後からプロセスを載せると、支持点が必要な場所にない、絶つべき振動が伝わる、誰も見込んでいない熱伸縮が出る、という結末になります。
何が難しいのか
動く荷重
回転機械や往復機械は動荷重と振動経路を生みます。これは吸収するのではなく絶つ必要があり、後で解決するディテールではなく最初の構造構想での判断です。
数十ミリ単位の熱伸縮
プロセス建屋を横断する熱伸縮は、接合部の設計と外装のディテールを直接支配する大きさになります。一般建築の公差は通用しません。
地震時も止められない
地震動のあいだも稼働を続ける必要がある施設では、免震と構造計画は人命安全の法規ではなくその要求が決めます。

