
構造設計、製作、建方を自社工場で一緒に持っています。物流建屋では、これが工程上いちばん高くつく隙間、つまり図面室と工場の床のあいだの隙間をなくします。
ディテールの判断は、実際に鉄骨を作って建てる者が一度だけ行います。設計室から出る図面が、そのまま工場で作れる図面です。
何が難しいのか
工程そのものが仕様
物流施設は施工完了日ではなく営業開始日に対して発注されます。長納期品はパッケージが揃う前に発注する必要があり、それは設計者と製作者が同じ会社のときにだけ可能です。
コールドチェーンは外皮を変える
冷凍・冷蔵や温度帯混在の施設では、温度区画の境目すべてに結露のリスクがあります。性能を決めるのは構造ではなく外皮です。
二つの荷役を同時に
海陸一貫の施設では、必要有効高さも扉の配置も動線も異なる二つの荷役方式を、ひとつの建屋に収める必要があります。

